ワインスペクテーター: 93点 予想される飲み頃:2023 - 2030 This mouthwatering Champagne plays a refined mouthfeel against a crisp spine of bright acidity creating a graceful well-meshed frame for flavors of pineapple and black cherry blanched almond lime blossoms and graphite. Minerally lingering finish. Drink now through 2030. (Wine Spectator December 15 2023)
伝統の木樽発酵・木樽熟成のみにこだわってシャンパーニュを造り続ける名門メゾン アルフレッド グラシアン Alfred Gratien
ヴィンテージ・コレクターを唸らせるシャンパーニュ
黄金色に輝く外観。グラスに注ぐとヨードのミネラル感を背景にレモングラスとアーモンドを感じ、エアレーションと共に黄色い花やスポンジケーキのようなさらに華やかな表情を見せます。口に含むと、シルキーなテクスチャーに支えられたふくよかな味わいが広がります。パリの星付きレストラン「Tour d‘Argent 」から牡蠣にあうシャンパーニュの要望を受け作られたキュヴェでもあり、塩味を帯びたミネラル感のあるフィニッシュが美しく長く続きます。
Alfred Gratien
Blanc de Blancs
予想される飲み頃:2023 - 2030
This mouthwatering Champagne plays a refined mouthfeel against a crisp spine of bright acidity creating a graceful well-meshed frame for flavors of pineapple and black cherry blanched almond lime blossoms and graphite. Minerally lingering finish. Drink now through 2030.
(Wine Spectator December 15 2023)
アルフレッド グラシアン
Alfred Gratien
数々のフランスの3つ星レストランにオンリスト。クリュッグと同じく伝統の木樽発酵・木樽熟成のみにこだわってシャンパーニュを造り続ける名門メゾン
アルフレッド・グラシアンは1864年に設立された「ブドウのクオリティと木樽発酵・熟成」にこだわる名門メゾンです。
創業者アルフレッド・グラシアンの「ワインの芸術は土壌に根ざす」との言葉の通り、最高品質のブドウの調達に力を入れ、特級・1級クラスの自社畑(Bouzy Ambonnay Le Mesnil-sur-Oger Monthelon Mardeuil Grauves Damery)を約2ha所有し、信頼関係の厚い契約農家から約55ha分のブドウを購入しています。シャンパーニュ地方でたった25%を占める特級・1級畑のブドウは、毎年奪い合いになるほど探されている中、彼らの買いブドウのうち62%が特級・1級畑を占めています。
醸造は1905年よりジェジェ家によって担われており、現在は2018年のギド・アシェットで最優秀シャンパーニュメーカーにも選出された4代目のニコラ氏が醸造長としてアルフレッド・グラシアンの伝統を守っています。彼らにとって伝統のこだわりは「木樽での発酵と熟成」です。1864年以来、醸造は228リットルのオーク樽でのみ行われており、各クリュ、各ヴィンテージによって別々に醸造されます。また、すべてのキュヴェにおいてマロラクティック発酵は行われません。これにより、果実本来の個性と長期熟成向きのイキイキとした酸が保たれ、アルフレッド・グラティアンの独特な“旨みのある柔らかな酸”を表現した美しいシャンパンが生み出されます。これらが、シャンパーニュに「熟度」ではなくフレッシュさが求められるようになった現在、アルフレッド・グラシアンが再評価されている秘訣だと言えます。
彼らの造るシャンパンのクオリティの高さは、シャンパーニュのトレンドを造り出すと言われるランスの3つ星レストラン「ラシエット・シャンプノワ」や世界の美食家が集まるパリの3つ星レストラン「ギィ・サヴォワ」や「エピキュール」をはじめ、フランス国内にとどまらず数々の星付きレストランにオンリストされていることからも見て取れるでしょう。